出水海軍航空基地 その1

鹿児島県の北西、熊本県との県境にある出水市には、海軍の航空基地があった。
実は、出水海軍基地に対する知識はなく、戦争末期に作られた特攻基地の認識でいたが、案内板によると、
昭和12年に土地の買収が始まったようだが完成は不明。
昭和16年8月からは、真珠湾攻撃の訓練のために艦攻隊がこの飛行場を使用した。
昭和18年4月、第1出水海軍航空隊が練習航空隊として開隊、主に予備学生の操縦教育にあたった。
昭和19年8月、第2出水海軍航空隊が開隊。こちらは整備員の教育に当たった。
昭和20年3月、練習航空隊は光州に移動し、出水基地は実戦部隊の基地となり、4月以降は、特攻基地として使われ終戦を迎える。
現在は、いくつかの地下壕、掩体壕、建物が残っている。
戦闘指揮所のあった場所は特攻碑公園となっており、戦闘指揮所が公開されている。その他に立哨小屋や飛行機のプロペラが展示されている。

出水特攻碑公園 (2)
特攻碑公園に移設保存されている、立哨小屋

出水特攻碑公園 (1)
正面から見る。

出水特攻碑公園 (8)
内部の様子。

 出水特攻碑公園(3)
側面

出水特攻碑公園 (4)
戦闘指揮所の入り口

出水特攻碑公園 (7)
戦闘指揮所の上には、近くの海から引き揚げられたプロペラが展示されている。

出水特攻碑公園 (6)
詳細は不明だが零戦のペラではなかろうか?(何の根拠もなし)

出水特攻碑公園 (11)
もう一つは2枚ペラである。

 出水特攻碑公園(5)
こちらのプロペラは、先端に始動用のフック(始動受金)が付いていることから陸軍機であり、陸軍97輸送機の物と言われている。

 出水特攻碑公園(10)
また、近くにある特攻神社には、第2出水海軍航空隊の門柱が残っている。
この門柱であるが、かなり低い造りである。元々、こうなのか、移設する際に短くなったのかは不明。

出水特攻碑公園 (9)
「南方のかなた」の像

特攻碑公園の場所はこちら
特攻神社の場所はこちら
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こんばんは。

いつも解りやすく詳しい内容のブログ、とても勉強させていただいております。
と、同時に参考にさしていただいてます。
出水基地・・・地下発電所や掩体壕に訪問できてないので再訪しなければなりません。
当方の至らないブログに訪問、コメント、ありがとうございます。
来年もよろしくお願いいたします。

来年の各所探索が、安全で価値ある訪問になりますよう祈っております。

Re: こんばんは。

>pearl whiteさん
私も、いつも貴ブログを拝見して、参考にさせていただいています。
出水の記事はこの後も続きますので、御笑覧くだされれば幸いです。
こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたします。
良いお年をお迎えください。
プロフィール

神崎 伸介

Author:神崎 伸介
酒とナマコ酢と、焼き魚(特に、タチウオ、エボダイ、ニシン)をこよなく愛し、日々全国の旧軍遺構を訪ね歩く自他共に認める、正統派の変人です。


紹介する遺構の説明は正確を心がけてますが、間違いや情報があれば、是非とも教えてください。
また、ここで紹介する遺構は訪ねてから紹介するまでに、時間が経っている物も有り、必ずしも現状で無い場合がありますのでご注意ください。
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Twitter始めました。@Kanreport0726

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