姫路海軍航空隊その2

姫路海軍航空隊跡地には多くの遺構が残されていて、付近の壕は現在確認されているだけでも50を越えている。
飛行場跡地の多くは農地と神戸大学農学部の農場になっている。

残念な事に、神戸大学の農場は口蹄疫拡大防止のために立ち入りが許可されなかった。

鶉野 (5)
素掘りの壕もいくつか残っているが、多くが崩落しており侵入は危険な状態である。

鶉野 (28)
飛行場の周りには防空用として、単連装あわせて6つの対空機銃陣地があった。
これは連装機銃陣地の一つ。

鶉野 (27)
銃座。この時期では草が多く、何だか判らなくなっている。
さて、この銃座だが出入り口が有り、外側の出入り口を6時の位置だとすると、内側の出入り口は12時の位置にあり、銃座に沿って地下通路が掘られている。

鶉野 (29)
地下燃料庫と言われている壕
垂直に掘られ、横穴式の壕になっている。

鶉野 (30)
地下燃料庫の内部

鶉野 (15)
機銃弾庫と言われている壕
前日からの雨のためか、かなりの水が溜まっている。
写真では判らないが、この付近は藪になっていてここに来るのも一苦労

鶉野 (12)
自動車班の退避壕と思われる遺構
入口は半分埋まっている。

鶉野 (13)
自動車班退避壕は出入口から退避室が直角に曲がっている。
写真では判り難いが、天井部が崩れてしまって穴が開いている。(かごが置いてある部分)

鶉野 (17)
山の斜面に造られている退避壕と思われる遺構。これらの遺構はほとんどが水浸しになっていた。

鶉野 (9)
こちらも人員の退避壕と思われる。
入口すぐ直角に曲がっているので、これで爆風を避けたのだろう。

鶉野 (16)
これは爆風避けもなく倉庫だと推測する。

鶉野 (8)
山の斜面にある壕。入り口の形状から地下倉庫であろう。

鶉野 (7)
地下倉庫と思われる壕の内部。ここも水が溜まっている。

uzurano.jpg
現在は貯水池の池辺に残る壕。大きさから推測すると、大型品か自動車の格納壕ではないだろうか?

鶉野 (14)
防火水槽
円周5mで深さは15mもある。他にも何箇所かあるそうだ。

ここからは神戸大学農学部農園内に残る遺構。いつかまた口蹄疫が沈静化したら訪ねてみたい。
鶉野 (18)
発電所壕

鶉野 (10)
通信壕

鶉野 (11)
通信壕の隣には、戦闘指揮所があるが土に埋まっていて見えない。

鶉野 (6)
詳細不明の壕
保存会の話では入口に迷彩の塗装が残っているそうだ。

今回紹介した壕以外にもいくつもの壕や、季節がら今回は案内出来ない遺構もある。

飛行場の場合、遺構の存在範囲が広いのと地元の人でも知らない場合が多く、探すのにとても苦労する。
今回は保存会の方の御好意で遺構を案内して頂けたので、時間を有効に使えた。
この場を借りて、お礼申し上げます。

また、姫路航空隊付近には未だ未調査の場所が有るそうなので、新たな発見が有るかもしれない。

姫路海軍航空隊滑走路の位置はこちら
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プロフィール

神崎 伸介

Author:神崎 伸介
酒とミル貝刺と、手羽先をこよなく愛し、日々全国の旧軍遺構を訪ね歩く自他共に認める変わり者です。
最近は暇があれば、YouTubeで河合奈保子の動画を観ています。奈保子ちゃん本当に可愛いです!

紹介する遺構の説明は正確を心がけてますが、間違いや情報があれば、是非とも教えてください。
また、ここで紹介する遺構は訪ねてから紹介するまでに、時間が経っている物も有り、必ずしも現状で無い場合がありますのでご注意ください。
本ブログに掲載されている写真の無断使用は禁止します。

Twitter始めました。@Kanreport0726

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