歩兵第36連隊

福井県鯖江市には、かつて歩兵第36連隊が置かれていた。
歩兵第36連隊は、明治29年に創設され、翌30年北陸本線の開通を待って鯖江に移転した。
歩兵第36連隊の初陣は日露戦争で、激戦であった旅順戦や、日本歩兵の粋と言われた奉天戦に参加した。
さらに昭和12年に始まった支那事変(日中戦争)では、南京を攻略、南京城一番乗りを果たし、その名を一躍高めた。旧軍史跡より抜粋

歩兵36連隊 (8)福井鉄道神明駅近くに、営門や記念碑がある。

歩兵36連隊 (4)門柱にはヒンジや、表札を掛けるフックが残っている。
また、私が持っている資料や写真に写っている説明板には門柱は3本で、向かって左に袖門があり、そこが通用口になっていた様である。向かって右の門柱には「歩兵第36連隊」の、左の内側には「鯖江衛戍病院」の表札が掛っていたのが所有している資料で確認できる。
なお、案内板の写真には一番左の門柱にも何か、表札が掛っているのだが読めない。「鯖江連隊区司令部」か?

歩兵36連隊 (6)鯖江連隊史蹟碑 昭和31年4月建立

歩兵36連隊 (5)レリーフには、平和を祈願し黙とうをささげる兵隊7人の姿が描かれている。福井新聞webより

歩兵36連隊
公園に入ってすぐに有る境界石。もちろん移設された物だ。

歩兵36連隊 (2)
さらに、公園の中ほどにも境界石が置かれている。

歩兵36連隊 (3)
皇太子殿下(大正天皇)行啓記念碑 明治45年7月建立

歩兵36連隊 (7)歩兵第36連隊は昭和15年に、満州へ移転する。その後、この地には迫撃第3連隊が置かれ、化学戦の訓練を受けた。
これ以外にも、軍旗100年記念碑や「鯖江連隊の歌」の碑、などがある。

歩兵36連隊 (9)兵営の有った付近は三六町となり、その勇名を後世に伝えている。

歩兵第36連隊営門の場所はこちら
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神崎 伸介

Author:神崎 伸介
酒とミル貝刺と、手羽先をこよなく愛し、日々全国の旧軍遺構を訪ね歩く自他共に認める変わり者です。

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また、ここで紹介する遺構は訪ねてから紹介するまでに、時間が経っている物も有り、必ずしも現状で無い場合がありますのでご注意ください。
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