大川山堡塁

大川山堡塁は深山第1、第2砲台の背後を守る堡塁として、明治29年起工、翌30年に竣工した。
装備は9cmカノン砲2門と機関銃4丁で、有事の際は山砲を備える予定で、由良要塞の本州に作られた砲台、堡塁では3番目に竣工している。
しかし、活躍の機会は無く、要塞整理により廃止された。

大川堡塁本来の軍道である、石柱の先は藪漕ぎ状態となる。

大川堡塁 (3)その先には、階段や建物の基礎部が有り

大川堡塁 (4)付近にある石積みをたどれば、

大川堡塁 (5)入口にたどり着く。
最初は祠の脇の階段を登ると大川山堡塁が有ると聞いていたので、未発見の堡塁を見付けたのでは?とテンションが上がる。

大川堡塁 (6)入口には、門柱(門扉の取り付け位置)が判る。

大川堡塁 (7)砲座の左横墻 大川山堡塁には9cmカノン砲が、1砲座に2門備えられていた様だが、特有である砲座の凹み等、砲座の特徴は見つけられなかった。胸墻部分は破壊されたいたのだろうか?
大体にして、大川山堡塁には有事の際に山砲を備え、普段は備砲していないと思っていたので、良く見ていない。

大川堡塁 (9)砲座の右側にある半地下式の掩蔽部は、ほとんど埋まってしまっている。

大川堡塁 (8)掩蔽部の後ろ(背墻?)には、井戸(貯水槽)がある。

大川堡塁 (10)掩蔽部の右側(砲座とは反対側)のレンガ積みは、カーブを描いている。

大川堡塁 (2)その先は坂になっているが、特に何も無い。

大川堡塁 (11)堡塁内にある階段

大川堡塁 (12)便所と思われる遺構

写真を見てお判りの様に状態は悪く、夏場は近づくのが困難だろうし、スズメバチがいるので、冬場のみ訪ねていただきたい。
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非公開コメント

あの掩蔽部は^^;

こんばんは、
大川山堡塁の内部も木が茂っていて、移動しにくいですよね^^;

軍道の折り返し地点は特に茂って居たような、よく遠くから来られて行かれましたね^^;
旧道からも大変な山中ですし。。。いまブログ作ってます。
いろいろお世話になりましたm(__)m

Re: あの掩蔽部は^^;

> kousenさん
詳細なアプローチ方法を教わったので行くことが出来ました。
もう、行くことはないでしょうが…
無事に行けて何よりです!
プロフィール

神崎 伸介

Author:神崎 伸介
酒とミル貝刺と、手羽先をこよなく愛し、日々全国の旧軍遺構を訪ね歩く橋本環奈が大好きな正統派変人です。

紹介する遺構の説明は正確を心がけてますが、間違いや情報があれば、是非とも教えてください。
また、ここで紹介する遺構は訪ねてから紹介するまでに、時間が経っている物も有り、必ずしも現状で無い場合がありますのでご注意ください。
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