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千代ケ崎砲台 その12 上部から砲座を見る。

砲座の上方から、砲座を見る。(この部分は何というのでしょうか?)
千代ケ崎砲台は戦後、海上自衛地の通信所として使われていたが、その際に第1(右翼)砲座以外は埋められていたが、通信所が廃止となり史跡として公開される際に第2(中央)と第3(左翼)砲座を掘り起こして現在の状態に戻したそうである。
上部から見る砲座であるが、砲座自体が急こう配な擂り鉢状であること、周囲が柵に囲まれており、柵から身を乗り出すことが禁じられていることから、砲座全体を撮ることは不可能であり、どの砲座も構図は決まってくる。

千代ケ崎砲台上から砲座 (3)
まず最初に見える、第3(左翼)砲座

千代ケ崎砲台上から砲座 (2)
右翼側から見る。
砲座は、ほぼ同じ造りで1つの砲座に2門の28cm榴弾砲が備えられていた。

千代ケ崎砲台上から砲座 (4)
胸墻側(砲台の前方)から見た砲座

千代ケ崎砲台上から砲座 (7)
第2(中央)砲座を左翼側から見る。

千代ケ崎砲台上から砲座 (8)
こちらは右翼側から。

千代ケ崎砲台上から砲座 (9)
背墻側(砲台の後方)から見た第2砲座

千代ケ崎砲台上から砲座 (14)
左翼側から見た第1(右翼)砲座。他の砲座と違い、右翼端には高塁道がない。

千代ケ崎砲台上から砲座 (13)
左翼側から見る。

千代ケ崎砲台上から砲座 (1)
背墻側(砲台の後方)から見た第1砲座

千代ケ崎砲台上から砲座 (11)
各掩蔽部の換気口が残っている。

千代ケ崎砲台上から砲座 (6)
換気口をアップで見る。換気口自体はコンクリートで塞がれている。

千代ケ崎砲台上から砲座 (10)
別の換気口

千代ケ崎近接防御砲台地下掩蔽部その1 (1)
第1砲座の前部から海側を見ると、換気塔が見える。
現在は農園になっているが、本来なら、この上部まで盛土していたのが分かる。

千代ケ崎砲台上から砲座 (5)
さらに、第1砲座の右にある小山を見ると、観測所の入り口が見える。
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kan

Author:kan
酒とナマコ酢と、ミル貝刺をこよなく愛し、全国の旧軍遺構を訪ね歩く、自他共に認める正統派の変人です。
変人ですが、「変態!」と言われると烈火の如く怒ります。
腰はガラスの腰と言われ、定期的に壊れます!

紹介する遺構の説明は正確を心がけてますが、間違いや情報があれば、是非とも教えてください。
基本、酒を飲んでブログを書いてます。誤字や文章がおかしい時は、かなり酔っていると思ってください。
また、ここで紹介する遺構は訪ねてから紹介するまでに、時間が経っている物や、すでに消失している物も有り、必ずしも現状で無い場合がありますのでご注意ください。
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