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岩川海軍航空基地 その2

通信壕の近くに発電機壕が残っている。
私有地内にあり、個人所有になっているが、見学の申し出に快く承諾していただいた。
この場を借りてお礼申し上げます、ありがとうございました。

岩川発電機壕
案内していただいた地下壕の入口。想像以上の深さと、あまりの急な階段に驚いた。状態は極めて良い。

岩川発電機壕 (11)
地下から見る。階段の急さ、地下壕の深さが分かるだろう。

岩川発電機壕 (8)
上手く説明できないのだが、現在の入口の向かいにも入口があり、地下で会合する形状になっている。
「T」字の左右が入口と思ってもらうのが良いのだろうか・・・

岩川発電機壕 (3)
反対側には。入口が残っている。

岩川発電機壕 (7)
その付近には、貯水槽がある。これは、高台にある飛行場に水を送るための、中間貯水槽だそうである。

岩川発電機壕 (2)
地下壕自体への入口。写真向かって右が出入り口の階段、左には出入り口が残っている階段がある。

岩川発電機壕 (6)
壕の奥から、入口方向を見る。

岩川発電機壕 (15)
入口から、壕の奥を見る。
さて、この発電機壕であるが、地下13m、高さ4m、幅4m、奥行きは16.5mだそうである。

岩川発電機壕 (12)
壕の奥、左には階段がある。

岩川発電機壕 (5)
階段を下から見る。

岩川発電機壕 (9)
所有者の方の話では、前の所有者の方が発電機壕のある土地を売ろうとして、出入り口を壊し、壕を埋めようとしたらしい。
現在の所有者の方が手に入れた時は、壕内には土が入っていたが、それを掘り出したそうで、壁にその跡が残っている。

岩川発電機壕 (14)
壕内には、ゲジちゃんもいらっしゃる!

岩川発電機壕 (4)
付近には岩川飛行場設営隊用の事務所として作られたと言われる、地下壕がある。

岩川発電機壕 (10)
もう一つの入口。

岩川発電機壕 (16)
内部の様子。

岩川発電機壕 (13)
壕内は繋がっている様である。

さて、発電機壕の場所は私有地である事から公開しないつもりでいたが、所有者の方が是非とも多くの人に知ってもらいたいので、公開して欲しいと仰ったので明記する。ただ、壕には鍵が掛っているので必ずアポを取ってから訪ねて欲しい。また、住民もいるので絶対に無断立ち入りはしない様にお願いする。

岩川海軍航空基地発電機壕の場所はこちら
見学の問い合わせはこちらを参照
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kan

Author:kan
酒とナマコ酢と、ミル貝刺をこよなく愛し、全国の旧軍遺構を訪ね歩く、自他共に認める正統派の変人です。
変人ですが、「変態!」と言われると烈火の如く怒ります。
腰はガラスの腰と言われ、定期的に壊れます!

紹介する遺構の説明は正確を心がけてますが、間違いや情報があれば、是非とも教えてください。
基本、酒を飲んでブログを書いてます。誤字や文章がおかしい時は、かなり酔っていると思ってください。
また、ここで紹介する遺構は訪ねてから紹介するまでに、時間が経っている物や、すでに消失している物も有り、必ずしも現状で無い場合がありますのでご注意ください。
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