川棚海軍工廠半耐爆型建造物

地下工場の東には半耐爆型建造物が残っている。
半耐爆型建造物の意味はオマイチよく分からないが、どうも半地下施設の様である。
半地下と言うよりも、周りを土盛りして爆撃から守る、掩体的なものであろうか?
確かに、山に隧道を掘って地下工場を作るよりは簡単に作れそうだが、これが爆撃に対して有効なら、これを造ればいい訳だが、付近には地下工場が造られているのは、やはり、効果薄だったのだろうか?

半耐爆型建造物 (1)
半耐爆型建造物の全景

半耐爆型建造物 (5)
西側から見る。半耐爆型建造物の形状が分かるだろう。

半耐爆型建造物 (3)
西側の出入り口を横から見る。この形状から、入り口部分が埋められるように造られていたのが分かる。

半耐爆型建造物 (2)
北側側面。

半耐爆型建造物 (6)
ここにも出入り口があるが、塞がれている。

半耐爆型建造物 (4)
内部の様子。南側(山側)にも、出入り口(壕への通路?)があるが、こちらも塞がれている。

川棚海軍工廠半耐爆型建造物の場所はこちら
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川棚海軍工廠地下工場

石木郷付近には地下工場と言われている、壕が多数残っている。
場所が特定できていなかったのと、穴にはあまり興味が無いのと、時間の関係で少数の壕しか見れなかった。
また、地元でも余程、興味が有るか郷土史を調べている人でないと、この壕の事を知る人は少ないようである。
実際に地元のタクシーで聞いても知ってる人はいなかった。
今回はタクシーを待たせての撮影だったのと、同じような壕がたくさんあったので特に記録しないで撮影したため、説明には正確性が欠けることをお詫びする。
いつも参考にさせていただいている、大日本者神國也さんに詳細な情報があるので、参考にされたい。

川棚石木地下壕 (1)
最初に見付けた壕。これが一番西側にあると思われる。最後に紹介する壕の場所はこの壕である。

川棚石木地下壕 (2)
この壕の内部

川棚石木地下壕 (3)
その次の撮影した壕

川棚石木地下壕 (4)
その内部

川棚石木地下壕 (5)
その次の壕。草が茂っていて近づけない。

川棚石木地下壕 (6)
次の壕

川棚石木地下壕 (7)
こちらも近づくことが出来ない。

川棚石木地下壕 (8)
入口が板で覆われている壕が有ったり

川棚石木地下壕 (9)
草が茂っている壕もある。

川棚石木地下壕 (10)
この壕の内部は

川棚石木地下壕 (11)
入口部分だけコンクリート造りだが、内部は素掘りなのが分かる。

川棚石木地下壕 (13)
この壕の入り口には階段がある。

川棚石木地下壕 (12)
その内部

川棚海軍工廠地下工場 の場所はこちら

川棚海軍工廠 配電所

レンガ建の近くには、鉱滓レンガで建てられた配電所が残っている。
後に知ったのだが、いつも参考にさせていただいている大日本者神國也さんによると、もう1棟、配電所が残っているようである。
鉱滓レンガとは、鉱石の製錬の際に出る不要成分に石灰などを混ぜて作るレンガである。

川棚配電室 (2)
ここに川棚海軍工廠が造られた昭和17年の建築である。

川棚配電室 (1)
南側から見る。

川棚配電室 (5)
こちらは北側

川棚配電室 (4)
西側側面

川棚配電室 (7)
左側側面

川棚海軍工廠 配電所の場所はこちら

川棚海軍工廠 レンガ倉庫

JR大村線川棚駅の南方には、川棚海軍工廠があった。
川棚海軍工廠は、昭和17年、佐世保海軍工廠川棚分工場として設置され、魚雷の製造を行い、その後、川棚海軍工廠に格上げされた。
あくまでも推測だが、川棚で魚雷を製造するのは片島に魚雷発射場があったのが影響しているのでは?
今回も、大日本者神國也さんを参考にさせていただいた。

川棚海軍工廠 レンガ倉庫 (3)
揮発油庫と言われるレンガ建。西側から見る。
現在は川棚町の所有の様だ。

川棚海軍工廠 レンガ倉庫 (4)
西側の入り口から入った内部の様子。

川棚海軍工廠 レンガ倉庫 (5)
東側から西側を見る。

川棚海軍工廠 レンガ倉庫 (6)
東側の出入り口。

川棚海軍工廠 レンガ倉庫 (7)
南側から見る。

川棚海軍工廠 レンガ倉庫 (2)
揮発油庫の西には、薬品庫が残っている。
南側側面を見る。

川棚海軍工廠 レンガ倉庫 (1)
こちらは北側

川棚海軍工廠 レンガ倉庫 (8)
蔦が茂っており、夏場は状態がよく分からない。

さて、これらのレンガ建だが、川棚町のサイトに1912年(大正元年)に建てられたと書かれている。
もし、これが正しいのなら、片島に魚雷発射場が造られる6年前に、川棚分工場が造られる30年も前に建てられたことになる。
元々、軍の建物として建てられたのか、それとも、民間が建てたものを軍が買収したのか疑問が残る。

川棚海軍工廠揮発油庫の場所はこちら

佐世保海軍工廠 川棚魚雷遠距離発射場 観測所 

島の登頂には観測所がある。同様の観測所が、同じく魚雷試験場のあった大津島にも残っている。

佐世保海軍工廠 川棚魚雷遠距離発射場 観測所 (1)
島(山)頂にそれはある。ここに至る途中、カラスに威嚇されて、ややビビりモード・・・

佐世保海軍工廠 川棚魚雷遠距離発射場 観測所 (12)
観測所の形状がよく分かるだろう。

佐世保海軍工廠 川棚魚雷遠距離発射場 観測所 (11)
こちらは背面から見る。

佐世保海軍工廠 川棚魚雷遠距離発射場 観測所 (3)
背面に出入り口がある。

佐世保海軍工廠 川棚魚雷遠距離発射場 観測所 (4)
中に入って正面を見る。

佐世保海軍工廠 川棚魚雷遠距離発射場 観測所 (7)
2階から正面向かって右の壁を見る。2階部分の床は無くなっている。

佐世保海軍工廠 川棚魚雷遠距離発射場 観測所 (6)
こちらは左の壁

佐世保海軍工廠 川棚魚雷遠距離発射場 観測所 (8)
そして、背面の壁

佐世保海軍工廠 川棚魚雷遠距離発射場 観測所 (10)
相合傘 う~ん昭和!

佐世保海軍工廠 川棚魚雷遠距離発射場 観測所 (5)
観測所からの眺め

佐世保海軍工廠 川棚魚雷遠距離発射場 観測所 (2)
写真では分かり難いが、遠くからも見える。
プロフィール

神崎 伸介

Author:神崎 伸介
酒とナマコ酢と、焼き魚(特に、タチウオ、エボダイ、ニシン)をこよなく愛し、日々全国の旧軍遺構を訪ね歩く自他共に認める、正統派の変人です。


紹介する遺構の説明は正確を心がけてますが、間違いや情報があれば、是非とも教えてください。
また、ここで紹介する遺構は訪ねてから紹介するまでに、時間が経っている物も有り、必ずしも現状で無い場合がありますのでご注意ください。
本ブログに掲載されている写真の無断使用は禁止します。

Twitter始めました。@Kanreport0726

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