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第12海軍航空廠地下壕

JR日豊線高城駅近くには、第12海軍航空廠地下壕が残っている。
第12海軍航空廠は昭和14年4月、大分市今津留に第11海軍航空廠分廠が開設され、昭和16年10月に第12海軍航空廠に昇格。東九州にあった航空隊の整備や修理、補給などを行っていた。(「おおいたの戦争遺跡 要塞化された大分の全貌」より抜粋)

第12航空廠 (1)
駐車場にある壕。道路から見えるので見逃すことはないだろう。

第12航空廠 (2)
内部の様子。

第12航空廠 (3)
付近にはいくつかの壕がある。これはトレーニングジムの裏にあり、許可をいただいて捜索をしている。

第12航空廠 (4)
内部の様子。

第12航空廠 (5)
写真ではそうは見えないが、この時点で真っ暗であり、日没コールドゲーム!

第12航空廠 (6)
探せばたくさんの壕が残っていると思われる。

第12海軍航空廠地下壕の場所はこちら
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鶴御崎に残る兵舎跡

鶴御崎灯台の南側(駐車場から向かうと灯台の右側)に下る道があり、その先には兵舎跡が残っている。
これらは聴音所に勤務する海軍の兵舎と思われる。

鶴見崎兵舎跡 (1)
駐車場から灯台に向かう途中の斜面に門柱のような遺構がある。この付近に見られる鱗状の細工が施されていることから、豊予要塞関連の遺構で間違いないだろう。

鶴見崎兵舎跡 (2)
境界柵の支柱と思われ、鉄条網が張られていたと推測する。

鶴見崎兵舎跡 (3)
灯台から道を下ると、便所と思われる遺構や

鶴見崎兵舎跡 (4)
何かの基礎がある。

鶴見崎兵舎跡 (5)
付近には素掘りの壕や、明らかな人為的な掘り込みが残る。

鶴見崎兵舎跡 (7)
その先には塀があり

鶴見崎兵舎跡 (9)
水槽があり、案内板には貯蔵庫と書かれている。

鶴見崎兵舎跡 (8)
塀のアップ

鶴見崎兵舎跡 (10)
途中の斜面には、大型の貯水槽がある。

鶴見崎兵舎跡 (11)
さらに進むと、兵舎跡が見えてくる。

鶴見崎兵舎跡 (18)
道沿いに下って行くと門柱があり、その中に建物の基礎が残っている。

鶴見崎兵舎跡 (13)
内側から見る。

鶴見崎兵舎跡 (17)
さらに奥には、もう1つ門柱がある。、こちらは大きさから裏門(通用門)と思われるが、詳細は不明。、

鶴見崎兵舎跡 (12)
兵舎跡

鶴見崎兵舎跡 (14)
建物基礎の大きさから、相当数の人が駐在していたのでは?

鶴見崎兵舎跡 (15)
レンガモルタル造りであることが分かる、

鶴見崎兵舎跡 (16)
便所だろうか?

鶴見崎海軍聴音所

鶴御崎灯台の先には海軍の聴音所と思われる建物がある。
建物の形状や大きさから聴音所と判断したが、望楼の一部であった可能性もある。
さて、この聴音所だが昭和7年9月の文書に、移動発電機を鶴見崎他3か所の聴音所、見張り所の照明用として貸し出す旨の記載があるので、昭和7年には設置されていたようである。
この聴音所であるがWikipediaには、「海軍望楼は改装されて最東館となり、富永一郎まんが館が設けられていた。」とあり、この部分がそうであろうが、現在は使われていないようだ。

鶴見崎海軍聴音所 (1)
鶴御崎灯台の北側を岬の先端に向かって歩くと、外壁を石で固めてあるコンクリート造りの建物がある。

鶴見崎海軍聴音所 (2)
外壁の石が剥がれて、コンクリートが見えている。

鶴見崎海軍聴音所 (4)
角度を変えて見る。

鶴見崎海軍聴音所 (6)
さらにその先から振り返って見る。

鶴見崎海軍聴音所 (7)
岬先端方向を見る。

鶴見崎海軍聴音所 (5)
振り返って全体を見る。

鶴見崎海軍聴音所 (8)
窓枠の部分にも鱗状の細工が施されている。

鶴見崎海軍聴音所 (11)
灯台の先には展望台があるが、その下にも遺構がある。

鶴見崎海軍聴音所 (12)
展望台の下に不自然な円形の基礎が!レーダー?測距儀?探照灯?違うか・・・?

鶴見崎海軍聴音所 (14)
こちらは鉱滓レンガで作られている。

鶴見崎海軍聴音所 (13)
角度を変えて見る。

鶴見崎海軍聴音所 (10)
この遺構を壊さないように上手く、展望台が建てられている。

鶴見崎海軍聴音所 (9)
下部を見る。

鶴見崎海軍聴音所 (15)
これは、最初に紹介した石で固められているコンクリート製の建物の出入り口

鶴見崎海軍望楼

九州最東端にある鶴御埼灯台は、かつて海軍望楼があった場所に建てられている。
Wikipediaには明治27年に建てられたと書かれているが、詳細は不明。
明治27年に発令された、海軍省告示にも「望楼前を通過する軍艦及商船は、艦船名符字信号旗を掲揚すべし。」と書かれており、その中に「豊後国鶴見崎」の文字があることから、その時点では存在していたことは確かである。
その後に建てられた聴音所の可能性もあるが、形状からこれが海軍望楼と判断し紹介する。

鶴見崎海軍望楼 (7)
駐車場から灯台に向かう途中には、素掘りの壕がある。

鶴見崎海軍望楼 (1)
灯台を目指して歩けば行き着け、最初に見える光景。

鶴見崎海軍望楼 (6)
角度を変えて見る。望楼の形状が分かるだろう。

鶴見崎海軍望楼 (4)
見張り所(と言っても良いのだろうか?)

鶴見崎海軍望楼 (2)
角度を変えて見る。

鶴見崎海軍望楼 (3)
内部の様子

鶴見崎海軍望楼 (5)
見張り所の前方下には部屋があり、大きな窓がある。

鶴見崎海軍望楼の場所はこちら

鶴見崎砲台観測所

兵舎と砲台の上部には観測所がある。丹賀砲台にあった説明版ではここが砲塔砲台の観測所とされており、「日本築城史」にも、「観測所は鶴見崎突端の高地・標高250メートルに設け、88式海岸射撃具を装備した。」と書かれている。
ただ、形状から88式海岸射撃具ではないであろう。

鶴見崎観測所 (1)
兵舎跡にある階段を上ると観測所がある。

鶴見崎観測所 (2)
内部の様子

鶴見崎観測所 (3)
測遠器台と監視窓

鶴見崎観測所 (4)
測遠器台のアップ

鶴見崎観測所 (6)
入り口方向を見る。

鶴見崎観測所 (5)
天井には大きな穴が開いており、使われている鉄筋の状態が分かる。

鶴見崎観測所 (7)
外から見る。

鶴見崎観測所 (9)
反対方向から見る。

鶴見崎観測所 (10)
右斜め後方から見る。
プロフィール

kan

Author:kan
酒とナマコ酢と、ミル貝刺をこよなく愛し、全国の旧軍遺構を訪ね歩く、自他共に認める正統派の変人です。
変人ですが、「変態!」と言われると烈火の如く怒ります。
腰はガラスの腰と言われ、定期的に壊れます!

紹介する遺構の説明は正確を心がけてますが、間違いや情報があれば、是非とも教えてください。
基本、酒を飲んでブログを書いてます。誤字や文章がおかしい時は、かなり酔っていると思ってください。
また、ここで紹介する遺構は訪ねてから紹介するまでに、時間が経っている物や、すでに消失している物も有り、必ずしも現状で無い場合がありますのでご注意ください。
本ブログに掲載されている写真の無断使用は禁止します。
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