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筑波海軍航空基地 地下応急治療所

地下戦闘指揮所のすぐ近くには、地下応急治療所と言われている地下壕がある。

筑波病院壕 (1)
地下応急治療所入り口部分

筑波病院壕 (2)
内部の様子。特に区切られてはいない。治療所ではなく、医療品格納壕と聞いたこともある。

筑波病院壕 (3)
奥には明り取り兼換気用と思われる窓がある。

筑波病院壕 (4)
入り口を見る。

筑波病院壕 (5)
上部が僅かに見える。
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筑波海軍航空基地 地下戦闘指揮所

以前は封鎖されていた地下戦闘指揮所が公開されていた。(現在は非公開。詳しくはこちら
この地下指揮所は、平地にプールの様な穴を掘りそこにコンクリートを流し込んで造り、上部には土を盛って偽装した。
指揮所は東西に約30mの奥行きで、北と南の2本の通路があり、その間に2つの大部屋とその大部屋を挟むように2つの小部屋がある。また、南側通路の真ん中付近には、1つだけ独立して通信室が通路の南に作られている。
この戦闘指揮所は、司令部庁舎が残ったために使われることは無かったという。

筑波海軍航空基地地下戦闘指揮所 (1)
北東の入り口から入る。左側に大部屋に入る入り口が見える。
大部屋に入る2か所の入り口しかない北側通路に対し、南側通路は大部屋2つと小部屋3つ、通信室に入るため6つの入り口がある。

筑波海軍航空基地地下戦闘指揮所 (2)
北側から大部屋を見る。南側通路の入り口と、左右にある小部屋へ行くための開口部がある。

筑波海軍航空基地地下戦闘指揮所 (6)
南側から見る。こちらには通路からの入り口しかない。

筑波海軍航空基地地下戦闘指揮所 (4)
これは電纜を通した穴だろうか?

筑波海軍航空基地地下戦闘指揮所 (3)
隣の小部屋に行くための開口部

筑波海軍航空基地地下戦闘指揮所 (11)
小部屋の様子

筑波海軍航空基地地下戦闘指揮所 (9)
北西の出入り口は塞がれている。

筑波海軍航空基地地下戦闘指揮所 (8)
浸水対策だろうか?通路より一段高くなっている。

筑波海軍航空基地地下戦闘指揮所 (7)
奥の小部屋には千羽鶴が置かれてる。

筑波海軍航空基地地下戦闘指揮所 (10)
南側の通路。右には各部屋への入り口が、左には通信室への入り口がある。

筑波海軍航空基地地下戦闘指揮所 (5)
通信室の内部。機器の台が残っている。

筑波海軍航空基地地下戦闘指揮所 (12)
南東の出入り口を外から見る。

筑波海軍航空基地再訪

以前に探訪した筑波海軍航空基地を再び訪ねた。
映画「永遠の0」のロケで、筑波海軍航空隊本部庁舎が使用された事を記念して、筑波海軍航空隊記念館として公開されている。
詳しくはこちら

筑波空再訪 (2)
これは、裏門と言われている。

筑波空再訪 (1)
門柱のアップ。

筑波空再訪 (3)
供養塔 昭和13年建立。訓練中に殉職された方の供養のために建てられた。元々の位置は不明。

筑波空再訪 (4)
本部庁舎の内部 入り口の正面にある階段

筑波空再訪 (11)
1階通路。パイプなどは後付けかもしれないが、ほぼ当時のままの光景であろう。

筑波空再訪 (9)
建物の正面向かって右端にある階段。との時代の会談ではよく見られる形である。

筑波空再訪 (10)
階段と、踊り場の窓を見る。

筑波空再訪 (12)
階段を上から見る。

筑波空再訪 (15)
部屋の様子。どこまでがオリジナルかは不明。

筑波空再訪 (13)
司令室

筑波空再訪 (14)
映画「永遠の0」のロケでは、病院として使われた。そのセットを展示してある。

筑波空再訪 (5)
記念館内には数多くの資料や機材が展示されている。

筑波空再訪 (8)
引き揚げられたであろうエンジンや、

筑波空再訪 (7)
座席や風防もある。

筑波空再訪 (6)
これはロケット戦闘機「秋水」の燃料を保管する陶器製のタンク 金属では腐食するために陶器が使われたようであり、陸軍と海軍では、違うマークが書かれている。

鉾田陸軍飛行学校監的壕

鉾田陸軍飛行学校は、昭和15年12月に開設され、軽爆、襲撃飛行隊幹部の教育訓練並びに研究が行われていたが、戦争末期の昭和19年6月に鉾田教導飛行師団となり、陸軍初の特攻隊の一つである「万朶隊」が編成された。
九九双軽を使用した万朶隊に対し、浜松では四式重爆「飛龍」を使用した「富嶽隊」が編成された。この両隊の事は、高木 俊朗著「陸軍特別攻撃隊」に詳しく書かれている。

現在、鉾田飛行場に関する遺構はほとんど残っておらず、飛行場の南3km付近に爆撃訓練の監的壕と思われる遺構のみが確認されている。

鉾田監的壕 (1)
正面から見る。

鉾田監的壕 (2)
斜め前方から見る。

鉾田監的壕 (7)
監的壕の入り口。爆風が内部に入らないための爆風避けがある。

鉾田監的壕 (3)
反対側から見る。

鉾田監的壕 (6)
入り口は、かなり狭く作られている。

鉾田監的壕 (4)
内部の様子

鉾田監的壕 (5)
監視窓のアップ とても丁寧に作られている。

鉾田監的壕 (10)
営門があった付近に建てられている鉾田陸軍飛行学校顕彰碑

百里原海軍航空基地弾薬庫

百里原航空基地門柱の北東約300mには、弾薬庫と言われている建物が残っている。

百里原弾薬庫 (7)
畑の中にあり、遠くからも見える。

百里原弾薬庫 (6)
西側から見る。

百里原弾薬庫 (5)
内部にレンガが使われている。レンガには詳しくないのだが、どう見ても質は良くないと思う。

百里原弾薬庫 (4)
内部の様子

百里原弾薬庫 (2)
東側から見る。
プロフィール

kan

Author:kan
酒とナマコ酢と、ミル貝刺をこよなく愛し、全国の旧軍遺構を訪ね歩く、自他共に認める正統派の変人です。
変人ですが、「変態!」と言われると烈火の如く怒ります。
腰はガラスの腰と言われ、定期的に壊れます!

紹介する遺構の説明は正確を心がけてますが、間違いや情報があれば、是非とも教えてください。
基本、酒を飲んでブログを書いてます。誤字や文章がおかしい時は、かなり酔っていると思ってください。
また、ここで紹介する遺構は訪ねてから紹介するまでに、時間が経っている物や、すでに消失している物も有り、必ずしも現状で無い場合がありますのでご注意ください。
本ブログに掲載されている写真の無断使用は禁止します。
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