宇都宮陸軍衛戍監獄
宇都宮少年鑑別所は、宇都宮陸軍衛戍監獄の跡地にある。陸軍衛戍監獄は昭和15年7月31日、東京、大阪、小倉の3か所が陸軍刑務所に、その他は陸軍拘禁所と改名された。 (アジア歴史資料センターRef.A0302249110、昭和十五年・勅令第五一一号・陸軍監獄官制中改正)
少年鑑別所の南側にはいくつかの境界石が残っている。今回は文字が確認できた物だけを紹介する。
1つ目の境界石。かろうじて文字が読める。
こちらの境界石は、個人宅の前の駐車場の片隅にある。ちょうど住人の方がいたので、趣旨を説明して見せて頂くが、「こんな所に陸軍は無かったから、違うよ!」との事。

こちらは、陸軍用まで見える。
住人の方が「違うでしょ!」と言うので、「陸軍の境界石ですね」と答えると、
「へぇ~、知らなかったな。ところで、何でこんな事してるの?」
「趣味で・・・」
「何かメリットあるの?」
「・・・!」
「こんな事して、楽しいの?」
「・・・!」
今回もまた、そこナニBlogさんを参考にした。
宇都宮陸軍衛戍監獄の場所はこちら
少年鑑別所の南側にはいくつかの境界石が残っている。今回は文字が確認できた物だけを紹介する。



こちらは、陸軍用まで見える。
住人の方が「違うでしょ!」と言うので、「陸軍の境界石ですね」と答えると、
「へぇ~、知らなかったな。ところで、何でこんな事してるの?」
「趣味で・・・」
「何かメリットあるの?」
「・・・!」
「こんな事して、楽しいの?」
「・・・!」
今回もまた、そこナニBlogさんを参考にした。
宇都宮陸軍衛戍監獄の場所はこちら
宇都宮憲兵隊
第14師団司令官舎跡
宇都宮市桜にある宇都宮地方合同庁舎は、第14師団長官舎跡地に建てられている。
建物はないが、境界石が残っている。
庁舎の西側に隣接する料亭との境に有る境界石。「陸」の字が見える。

さらに南側に有るビルとの境に有る境界石。こちらは「陸軍省」と書かれている。
今回紹介した境界石はそこナニBlogさんを参考にした。
建物はないが、境界石が残っている。


さらに南側に有るビルとの境に有る境界石。こちらは「陸軍省」と書かれている。
今回紹介した境界石はそこナニBlogさんを参考にした。
歩兵第66連隊 謎の門柱
歩兵第66連隊跡地には、いくつかの門柱が残っている。
前回も書いた様に、連隊廃止後の跡地は師範学校になったが、跡地全部が師範学校になった訳ではなく、北側1/3は陸軍用地だったようである。
庖厨所のすぐそばには、古い門柱がある。

形状から言えば旧軍の遺構に思えるが、大正14年に連隊が廃止になっている事、その後民有地になっているなどから、師範学校時代に造られた物の可能性もある。
大谷石で作られた出入り口が多く残っている。いつの物かは不明である。
栃木県警察学校に残る門柱。詳細は不明だが、形状から歩兵第66連隊が設置された時に造られた裏門であると推測する。この門柱の情報は、そこナニBlogさんを参考にした。

表札を掛けるフックと、埋め込み式表札用の窪みがある。元々は板状の表札が、埋め込み式に変更されたのではないだろうか?
前回も書いた様に、連隊廃止後の跡地は師範学校になったが、跡地全部が師範学校になった訳ではなく、北側1/3は陸軍用地だったようである。


形状から言えば旧軍の遺構に思えるが、大正14年に連隊が廃止になっている事、その後民有地になっているなどから、師範学校時代に造られた物の可能性もある。



表札を掛けるフックと、埋め込み式表札用の窪みがある。元々は板状の表札が、埋め込み式に変更されたのではないだろうか?