吉坂堡塁その5 本堡塁2

さて、ここでピンチが訪れる・・・
カメラの電池が無くなってしまったのと、翌日は仕事なので19時前には舞鶴を発たないといけないのだが、この時点で17時、「夕焼け小焼け」(だったかな?)の放送が流れる。
事前にレンタカーのナビで調べたら、レンタカーを返す西舞鶴駅まで35分と表示されていた。
今来た道を戻って、駅まで35分、レンタカーを返す時間も含めると、時間の余裕はない。
デジカメの電池を取り出して3回位振れば、2枚くらいは撮れる!そんな感じで探索を続ける。

吉坂本堡塁 その2 (10)
砲座。1砲座に2門が備えられており、3砲座6門の備砲があった。

吉坂本堡塁 その2 (2)
砲座の全景。もちろん(?)状態は悪い。

吉坂本堡塁 その2 (3)
カノン砲に見られる、砲座の凹み。

吉坂本堡塁 その2 (4)
砲座の左翼にある、指揮所(台長位置?)

吉坂本堡塁 その2 (5)
臼砲の砲座跡。ただ、どの様に配置されていたかは判らなかった・・・

吉坂本堡塁 その2 (6)
砲座の左翼にある、弾薬庫。

吉坂本堡塁 その2 (7)
時間がないので、内部の写真は無いが他所の物と同じだろう。

吉坂本堡塁 その2 (8)
入口の東側には砲座があり、北側には井戸や兵舎などの生活施設跡がある。
吉坂堡塁には、弾廠や砲庫など付属施設もあり、大規模な堡塁となっている。これは、吉坂堡塁が他の砲台、堡塁と離れており、また、福井側から敵の侵攻があった場合は、援軍が駆け付けるまで敵を食い止めなければならないからだと思われる。

吉坂本堡塁 その2 (9)
兵舎跡と思われる建物の基礎

写真を撮り終えると、来た道を走って下り、どうにか間に合った・・・
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吉坂堡塁その4 本堡塁1

付属堡塁からさらに15分ほどで、本堡塁に着く。
こちらは12cmカノン砲が6門と、9cm臼砲が6門備えられた。
本堡塁は、京都府と福井県の両県にまたがっていると思われるが、福井県に分類する。

吉坂本堡塁1
付属堡塁から本堡塁に向かう途中で見つけた境界石。やはり、陸界である。

吉坂本堡塁1 (3)
軍道の様子 ただ、途中は竹藪など荒れている箇所もある。

吉坂本堡塁1 (5)
堡塁入口付近、土塁は確認できるが付属堡塁の様な射垜は無い。

吉坂本堡塁1 (6)
学研「日本の要塞」には厠となっているが、貯水槽だと思う。

吉坂本堡塁1 (7)
建物の基礎 「日本の要塞」には弾廠となっている。

吉坂本堡塁1 (8)
その先に石積の切り通しがあり、その奥には

吉坂本堡塁1 (9)
弾薬庫と思われる掩蔽があり、さらに写真向かって右の通路を進むと

吉坂本堡塁1 (4)
4連の掩蔽部がある。

吉坂本堡塁1 (10)
掩蔽部のアップ

吉坂本堡塁1 (2)
内部の様子

吉坂本堡塁1 (11)
ここの掩蔽も内部で繋がっている。

吉坂堡塁その3 付属堡塁2

吉坂堡塁その3
左翼砲座 こちらも移動式の12cmカノン砲を使用しているために後方はスロープとなっている。
ここでの使用砲はクルップ式35口径12糎カノン砲であり、固定砲であるとの御指摘を頂きました。

吉坂堡塁その3 (3)

左翼砲座後方から見た掩蔽部

吉坂堡塁その3 (5)
胸墻 カノン砲座特有の凹部がある。

吉坂堡塁その3 (7)
砲座は胸墻部分はコンクリ造りだが、横墻は土盛りとなっている。

吉坂堡塁その3 (9)
砲座間にある砲側庫

吉坂堡塁その3 (10)
即用弾置きと思われる窪み。

吉坂堡塁その3 (11)
真ん中には弾薬庫であろう掩蔽がある。

吉坂堡塁その3 (12)
入口のアップ

吉坂堡塁その3 (13)
内部は奥が丸くなっているタイプである。

吉坂堡塁その3 (2)
右翼砲座 こちらも左翼砲座と同じ造りである。見ての通り、オリジナルは保たれていると思うが状態は良くない。

吉坂堡塁その3 (4)
右翼砲座の右にある石垣。建物があったと思われる。

吉坂堡塁その3 (6)
背墻は射垜となっている。

吉坂堡塁その3 (8)
砲座前方にある射垜。付属堡塁は射垜で囲まれている。

吉坂堡塁その2 付属堡塁1

付属堡塁は本堡塁の南約500mの位置にあり、丹後街道(国道27号)を侵攻してくる敵に対する本堡塁の死角をカバーするために造られた。備砲は12cmカノン砲2門である。

吉坂堡塁その1 (8)
最初に見えてくる石垣。奥に門柱が見える。

吉坂堡塁その2
門柱のアップ。左の門柱から射垜が続いている。

吉坂堡塁その2 (3)
射垜のアップ

吉坂堡塁その2 (5)
一部壊れてしまっているが、逆に射垜の形状が良く分かる。

吉坂堡塁その2 (6)
かまどと思われるレンガ遺構。後ろに門柱が見える。

吉坂堡塁その2 (7)
近くには建物の基礎と思われるレンガ積もある。その向こうには

吉坂堡塁その2 (8)
3連の半地下式掩蔽があるが、

吉坂堡塁その2 (9)
左は貯水槽になっている。この様な貯水槽は珍しく、記憶にない。

吉坂堡塁その2 (10)
さらに真ん中は井戸がある。掩蔽の中の井戸も初めて見た。

吉坂堡塁その2 (11)
右はよく見かけるタイプの掩蔽で居住区か?

吉坂堡塁その2 (2)
内部も特に変わりはない。

吉坂堡塁その2 (4)
右側から掩蔽部を見る。

吉坂堡塁その1 行き方

京都との県境、福井県高浜町には吉坂(きっさか)堡塁がある。
吉坂堡塁は本堡塁と付属堡塁で構成されており、若狭湾または小浜湾に上陸し舞鶴軍港に侵攻してくる敵を迎え撃つために明治35年に竣工した。
さて、行き方であるが、こちらのブログを参考にさせて頂いた。

吉坂堡塁その1
まずは杉森神社からアクセスするが、正規の軍道ではないので、急勾配を登り降りしなければならない。

吉坂堡塁その1 (2)
鳥居の横には移設されたと思われる、要塞地帯標がある。

吉坂堡塁その1 (3)
正面が、陸軍省

吉坂堡塁その1 (4)
向かって左側面が、第52号

吉坂堡塁その1 (5)
右側面が、明治32年4月

吉坂堡塁その1 (6)
裏面が本来正面であったであろう、SM IZ 舞鶴要塞第一地帯標と書かれている。

吉坂堡塁その1 (7)
付属砲台の分岐点。最初は急勾配だが、途中で旧軍道に合流するので、後は道沿いに進めば、迷う事は無いだろう。

吉坂堡塁その1 (8)
登り口から15分ほどで付属堡塁に着く。

吉坂堡塁へのアクセスポイントはこちら
プロフィール

神崎 伸介

Author:神崎 伸介
酒とナマコ酢と、セロリをこよなく愛し、日々全国の旧軍遺構を訪ね歩く異様に静電気を恐れる正統派変人です。

紹介する遺構の説明は正確を心がけてますが、間違いや情報があれば、是非とも教えてください。
また、ここで紹介する遺構は訪ねてから紹介するまでに、時間が経っている物も有り、必ずしも現状で無い場合がありますのでご注意ください。
本ブログに掲載されている写真の無断使用は禁止します。

Twitter始めました。@Kanreport0726

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